胃や腸はちょっとしたことで痛くなったり、不調が良く起こる器官でもあります。肝心な時にお腹が痛くなったりといったことも経験があると思います。
最近では、ウイルス性の胃腸炎など、時期によってはとても流行し、よくニュースなどでも取り上げられています。
そこで、弱った胃腸を元気にしてくれる身近なある食べ物を紹介したいと思います。
胃や腸は食べ物を消化し、栄養を吸収するとても重要な器官です。
そんな、胃や腸を丈夫にする食べものが身近にあります。
それは、ふだん食事の中でよく出てくる意外なものです。
胃腸を丈夫にしてくれる食べ物
- かぼちゃの種
かぼちゃは煮付けなどでよく食卓にならぶ家庭料理に必ずといっていいくらい登場する食材です。しかし、そのお種は中心にあるワタと一緒に捨てられてしまうことが多いです。
そんな、普段捨てられてしまっているカボチャの種、実はこのカボチャの種が胃腸を丈夫にしてくれるのです。
- かぼちゃの種を乾燥させて炒ると胃腸薬になる
中国やインドでは、胃腸薬としてではなく、前立腺疾患や勢力増進、視力維持に効果があるとして、欠かせない食べ物になっています。
カボチャの種の成分
かぼちゃの種には、
- カロテン
- ビタミンE
- リノール酸
といったあものが含まれています。
カロテンは果肉の5倍も含まれており目の疲労や免疫力向上、抗酸化作用があります。
ビタミンEは血行を促進し体を温めてくれます。
リノール酸は血中コレステロール値の上昇を抑え動脈硬化の予防につながります。
なんか果肉のほうよりも栄養価がかなり高いみたいです。ふだん捨てていたのがもったいないですよね。
また、腸の機能を整える働きとして、
- 水分代謝を整える
- 寄生虫を退治する
- 腸に潤いをあたえ、便秘の解消につながる
といった働きがあります。
お腹の不調で悩んでいる方は乾燥させたかぼちゃの種を炒って食事にとりれるというのも、一つの方法ではないでしょうか。
カボチャパワーをアップする方法
かぼちゃの種を炒ったものをそのまま食べても良いですが、その効果をさらにアップする方法があります。
それは、乾燥させたヨモギやドクダミなどと一緒に煎じて飲むという方法です。
ドクダミには非常に強力な殺菌、抗菌作用があり、食中毒の原因となる菌を抑制してくれます。また、便秘改善効果もあると言われています。
胃腸の消化吸収についてはこちらから
⇒ダイエットしてないのに「体重減少」原因はストレス?
最後に
いかがだったでしょうか?かぼちゃの種にはたくさんの栄養素が含まれており、胃腸の調子を整えてくれます。私も胃腸があまり強いほうではないので、最近ではかぼちゃの種を意識するようになりました。
特にお酒のとき出てくるおつまみにたまにかぼちゃの種が出てきます。それはすかさず食べるようにしています。
かぼちゃの種を炒るのは少しめんどうな作業ですが、少し手間をかけて、食事の中にとりいれてみてはいかがでしょうか?
参考になればと思います。