飲み会

飲みすぎてしまった次の日は二日酔いがとてもつらいです。頭ががんがんして、気持ちが悪く、なかなか普段通りには行動できないです。その日が休みだったらまだいいですが、二日酔いで仕事ととなるとさらにしんどいですよね。

そこで、そんなつらい二日酔いの原因とその対処方法を調べてみました。

 

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お酒による「酔い」はなぜ起こる?

 

まず「酔い」の原因についてです。

 

日本では、アルコールを1%以上含む飲料をお酒と呼びます。
このアルコールの種類には、

 

  • エタノール(エチルアルコール)
  • メタノール(メチルアルコール)
  • プロパノール(プロピルアルコール)

 

といったものがあり、
一般的にはエタノールがお酒として飲まれています。

 

つまりこのエタノールによって酔いが引き起こされるのですが、その酔いの原因は大きく分けて2つあると言われています。

 

①アルコール(エチルアルコール)による脳機能の抑制による酔い

②アルコールの分解の過程で生じるアセトアルデヒドによる酔い

 

です。
アルコールは体内に取り込まれるとその大部分は肝臓で分解されます。

肝臓アルコール分解
 出展:http://www.asahibeer.co.jp/

その過程で生じるのがアセトアルデヒドです。

 

①は、アルコールの摂取量に応じて脳の麻痺(抑制)が起こり、軽い興奮状態、気分の高揚、集中力、判断力の低下といった症状が引き起こされます。

 

②のアセトアルデヒドはアルコールを分解する過程で生じるものですが、有毒性があり、血液中のアセトアルデヒドの濃度が高くなると、心拍数の増加や吐き気、皮膚のほてりなどの症状が引き起こされます。

 

酔いはこの①と②があわさったものになります。

 

つまり、体のアルコールを分解する機能がアルコールの摂取量に追いつかず、体内のアルコール、アセトアルデヒドの濃度が上昇し、このような酔いが起こると考えられます。

 

では二日酔いはどのようにして起きるのでしょうか?

二日酔いの原因

 

お酒を飲みすぎることで、二日酔いになるのはイメージできます。

 

しかし、二日酔いは、血液中のアセトアルデヒドの濃度が低下した後に起こります。

 

このことから二日酔いの原因は、

 

  • アセトアルデヒドの蓄積にともなったカテコールアミンの分泌による交感神経の興奮
  • アルコールの分解過程やお酒の利尿作用によっておこる水分不足

*カテコールアミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの総称)

と考えられています。

 

しかし、二日酔いは様々な要因が複雑に絡み合って起きているとも考えられており、今でも研究が進められているのが現状です。

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二日酔いの対処方法

 

では二日酔いの対処方法にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

対処法として、お酒を飲みすぎないということはいう間でもありませんが、なかなか気を付けても飲みすぎてしまうことはよくあると思います。

 

そこで、簡単にできる対処用法と、お酒お飲むときに気負つけておきたいポイントを紹介します。

 

〇飲食前

お酒を飲む前は食事を軽くしておく。(特に脂肪分が多いもの)

 

脂肪がを多く含むもの

  • オリーブオイル
  • バター

 

お酒を飲む前は胃に食べ物を入れておくとよいです。

 

空腹だとアルコールの吸収が良く、血中のアルコール濃度が急激に上がってしまうため酔いやすくなってしまいます。

 

特に脂肪は、アルコールの胃や腸での吸収を抑えてくれます。食パンにバターを塗って1枚食べていくだけでも違ってきます。また、飲食前にオリーブオイルをスプーン1杯飲むという二日酔いの予防は世界でも有名です。

 

 

〇飲食中

  • ナッツ類を食べる
  • アルコール以外で水分補給をする

 

飲食中は、サラダのドレッシング、や脂肪分の多いナッツ類を食べることをお勧めします。

 

また、アルコールばかり飲んでいると、アルコールを分解するのに水分が使われるため、アルコール以外の飲み物で水分補給をした方がいいです。特に緑茶はカテキンが含まれているため、アルコールの吸収が弱まるのでおススメです。

 

 

〇飲食後

  • ウコンドリンク
  • 栄養ドリンクを飲む

 

ウコンは肝臓の機能を高めてくれ、アルコールの分解を促進してくれます。飲食前に摂取するのも良いですが、飲食前だとアルコールを飲みすぎてしまう可能性もあるので、二日酔い対策には食後が良いかと思います。

 

また、栄養ドリンクにはタウリンが含まれているので、アルコールの分解を早めてくれる効果があります。

 

〇次の日の朝食

  • コーンフレーク
  • グレープフルーツジュース・オレンジジュース
  • アクエリアス

二日酔いの場合次の日の朝の食事もとても大切です。

 

二日酔いの時は低血糖、脱水の状態になっている可能性があるので、吸収されやすい果糖や、スポーツドリンクで水分補給をすることをおススメします。特に、コーンフレークは食べやすく、栄養も含まれているので朝食にはぴったりです。

 

飲み物としては、グレープフルーツ、オレンジジュースなどは果糖やクエン酸が含まれており疲労回復に良いです。スポーツドリンクはアクエリアスがオルニチンという肝機能をサポートしてくれるアミノ酸を含んでいるので、良いかと思います。

 

最後に

二日酔いの原因を理解し、その対策として以上のようなことを実践してみてください。二日酔いの対策として、一番は飲みすぎないということですが、もし飲みすぎて二日酔いがつらいときは、その対策するだけで、全然変わってくるはずです。

これは二日酔いやアルコール対策に良いとされているサプリメントです。

ウコンをはじめ、カキやシジミのエキスなど、肝臓に良い栄養素がバランスよく入っています。
また、一粒一粒包装されているので持ち運びや衛生的にもよく、タイミングを選ばずに飲めるので、時間がない人などには手軽でおススメです。

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二日酔い対策に、試してみてはいかがでしょうか?
参考になればと思います。

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