だんだん黄砂やPM2.5の影響が心配される季節になってきました。黄砂やPM2.5もそうですが、花粉症の人も洗濯物を外で干すのに抵抗がある人もいると思います。しかし、部屋干しをするとどうしても乾きにくかったり、臭いが気になったりしますよね。そこで、少しでも洗濯物を効率よく乾かし、嫌な臭いがのこらないようにするにはどうしたら良いか調べてみました。
黄砂やPM2.5が多いときは洗濯物をなるべく部屋干しに
最近ではPM2.5の影響が大きく取り上げられています。中国ではPM2.5が大気中に目で見えるほど深刻な状況です。日本でもそこまでではないですが、時期や地域、時間帯によっては注意報が出ている場合もあります。
そんな時、室内にいたとしても洗濯物などから洋服に付いて外から入ってくる場合も多くあります。そこで、洗濯物をとりこむ時には洋服を払うなど対策が必要です。しかし、洗濯物もいちいちきれいにふり掃うのは大変です。
そこで、注意報が出ているときやすこしでも気になる時は洗濯物の部屋干しをおススメします。
洗濯物を室内で効率よく乾かすには
〇干し方を工夫する
部屋干しでネックなのはなかなか洗濯物が乾わかないということです。これは日光が当たらないのと部屋の中は外よりも湿気が多い(湿度が高い)ことが原因として考えられます。このことから次のような干し方の工夫をしてみて下さい。
・同じものは並べて干さず、厚手のもの薄手のものと交互に干す
・それぞれの間隔をいつもより開けて干す
・空気の循環があるところに干す(壁際、カーテンレールはNG)
+α
・扇風機、サーキュレーターで風を送る
・エアコンの延長線上に洗濯物を干す
・換気扇を回し、空気を循環させておく
まず干すときの工夫ですが、厚手と薄手のものを交互に干し、洗濯物どうしの間隔をいつもより少し開けて空気ができるだけ洗濯物どうしの間を通るようにします。つぎに、壁際やカーテンレールは空気の循環が少なく乾きにくいので避け、廊下や部屋の入り口前など空気が通りやすいところに洗濯物を干せるようにします。
さらに、扇風機やサーキュレーターで洗濯物に風を送り空気を循環させます。この時、上向きに風を送れるサーキュレーターがあればこちらを使うほうが効率的です。また、冬の時期は特にエアコンの暖房をつけておくと、空気の湿度が下がるので洗濯物が早く乾きやすくなります。
ファンヒーターやストーブの前に置くのも良いですが、部屋の湿度は下がりにくく、洗濯物がかぶさってしまったら危険な場合もあるのでエアコンの方がおススメです。換気扇も空気の循環のために回しておきましょう。
匂いの対策
・洗濯後は洗濯機内に放置せず、すぐに干す
・洗剤の量を適切な量にする
・ススギ湯にはお風呂の残り湯などは使わないようにする
・洗剤を匂い対策のあるものにする
・洗濯槽の中のカビなどをきれいにしておく
それでも臭いが気になる場合は、消臭除菌スプレーを匂いが気になる洋服にかけ、もう一度軽く干すと臭いがすっきりします。
黄砂やPM2.5、花粉のプチ対策
柔軟剤を使っていない人は柔軟剤を使ってみましょう。静電気の発生を抑えてくれるので、花粉などの小さな粒子のものをなるべくひきつけないようにしてくれます。
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黄砂アレルギーと花粉症の違いについて