今一人暮らしをしているのですが、久しぶりに実家に帰った時に、普段にない飲み物が出てきました。
これ体にいいから飲んでみーと言われ、出てきたのが「甘酒」。甘酒…?
さらに、それは甘酒にバナナをつぶして一緒にした飲み物でした。
甘酒にバナナ??と思いながら飲んでみると、あれ、意外においし…
出展:http://cookpad.com/
でもなんで甘酒にバナナなん?と聞いてみると、なんと甘酒にバナナをプラスさせることで、免疫にいいとのことで、テレビでもやってたから最近飲んでるとのことでした。
知らなかった…。
そんなに体にいいものが身近にあったんですね。
でも甘酒やからアルコールが入ってるんじゃないの?
聞いてみると
アルコール度数は1%以下とのことでした。
アルコールもかなり少なくて、お酒が苦手な人も飲めるんですね。
甘酒はあまり飲んだことがなかったので、意外な味でした。
そこで甘酒の効能について調べてみました。
2種類の甘酒
甘酒には
- 酒粕(さけかす)に砂糖を加えて作ったもの
- 麹(こうじ)を発酵させてつくったのも
があります。
どちらも甘酒ですが、麹を発酵させて作ったものの方が、
砂糖を加えていないのでカロリーも低く、
発酵による自然な甘味で、アルコール臭さや、クセが少ないそうです。
麹って一時期健康にいいって話題になりましたよね?
そんな麹を使った甘酒は栄養価も高く、「飲む点滴」とも呼ばれています。
甘酒の栄養素
<ビタミン>
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質の代謝に関与しています。
<アミノ酸>
- 必須アミノ酸
(体内で合成できないアミノ酸)を豊富に含む
<糖質>
- ブドウ糖
- オリゴ糖
ブドウ糖はデンプン(炭水化物)が分解されたもので、エネルギーになりやすいと言われています。オリゴ糖は腸で善玉菌のエサになり、お腹の調子を整えてくれます。
点滴もこのブドウ糖が使われていることから、甘酒が飲む点滴と言われているのです。
<その他>
- パントテン酸
- イノシトール
- ビオチン
- 葉酸
- 食物繊維など
このようにいろんな栄養素が含まれた甘酒。
その効能にはいろんなものがあります。
甘酒の効能
- 体力回復(夏バテにも効果的)
- 美肌効果
- お腹の調子を整える
- ダイエットにもおすすめ
冬は温かい甘酒で風邪予防、夏はしょうが汁を入れてさっぱりと夏バテ予防。
さらに、麹パワーで美肌効果、食物繊維+オリゴ糖で腸内環境の調整、カロリーが少なく、効率よくエネルギー補給ができるのでダイエット効果的といったように甘酒には様々の効能が期待されます。
甘酒を効能を高める方法
ほっとバナナで、免疫力アップ+肌の若返り
ポイント
- 温めることで、腸が冷えない
- バナナにもオリゴ糖が含まれているので、腸に良い
- 熱することで、甘くなる
栄養が吸収されるのも、腸です。その調子を整え、さらに免疫力を高めることができるので、温めたバナナを加えることでその効果が増すと考えられます。
特にバナナでも黄色いものより、熟して、茶色い斑点が出てきたバナナの方が、免疫力向上に良いそうです。
バナナの茶色くなった斑点をシュガースポットというのはご存知ですか?
バナナの効果についてはこちらから
⇒知ってる?バナナの「シュガースポット」その効果とは?
甘酒をおいしく、効果的に飲むレシピ
- はなまるマーケットより⇒ほっとバナナ甘酒のレシピ
- クックパット⇒バナナ入り甘酒のレシピ
最後に
甘酒の効能は多くの効果が期待されます。しかし、体に良いからと言って飲みすぎるのはよくないです。1日200ml、コップ1杯程度に心がけましょう。
また、アルコールが1%以下と少ないとはいえ、アルコール分を含んでいるのには変わりないので、甘酒を選ぶときにはアルコールの量も確認しておきましょう。
以上のことを踏まえて、食事などに取り入れてみてはいかがでしょうか?
これは楽天でも人気の甘酒です。
米麹のみで、砂糖不使用なのですっきりとした味わいが楽しめます。
玄米入りなどは少し癖がありますが、ノーマルなタイプはとても飲みやすいと思います。
ぜひ、バナナなどと一緒にアレンジして飲んでみてはいかがでしょうか?
参考になればと思います。