え!？今37㎞/Lも車って走るのか！！

トヨタのHV「アクア」が燃費世界一を奪還(産経新聞)

という記事をみてビックリしました。今こんなにも燃費よくなってるんですね！すごい…自分が乗ってる車はせいぜい15㎞/Lくらいなので、倍以上と考えるとほんとにすごいなーと思います。

けど、実際ほんとにそこまで燃費いいの…？？

この記事を見て、疑問に思った人もいると思います。

今回の記事によると、

「トヨタ自動車は26日、主力の小型ハイブリッド車「アクア」の燃費をガソリン1L当たり37.0㎞まで高め、12月2日に発売すると発表した。9月に発売したホンダの新型ハイブリット車「フィット」36.4㎞/Ⅼから、燃費効率世界一を奪還し、車名別の国内新車販売台数でも首位の座を取り戻したい考え」とのこと。

「アクア」トヨタＣＭ

フィットは昔から燃費が良いといわれていたけど、ここまで良くなっているとは知らなかった。

これをさらに上回って、アクアは37.0㎞/Ⅼとはこれからどのくらいまで燃費ってよくなるんだろと思います。技術はどんどん進歩していきますね。すごいの一言です。

ところで、ここにのっている燃費ですが、JC08モードといった測定方式で計測した燃費を表しています。カタログなどに乗っているのもこの測定方式で計測した燃費です。

従来は10・15モードというもので測定されていましたが、実際の使用条件とはなれていることから、実際の走行パターに近い測定方法であるJC08モードという測定方法が使われているようです(ウィキペデイア参考)。

しかし、皆さんも知っているとは思いますが、実際に車を運転した場合、走る環境や、車の状態や調子、運転の仕方などによって燃費は変わってきます。

いくら実際の走行パターンに近い測定方法といってもやはりJC08モードでの燃費と実際の燃費は違っているようで、このJC08モードの燃費のほうが良い値が出てしまうことが多くあるようです。

実際にはこのJC08モードでの燃費の約65～70%ほどが実際の燃費になると言われています。

そこで、燃費を考えるときは、カタログに出ている燃費と、「実燃費」といった燃費の両方を参考にすると良いと思います。

実燃費とは実際に走行した時の燃費を表したものでカタログには載っていません。しかし、実際に走行した時の燃費を参考に出されたものなので、その運転状況や車種、運転方法などにあった車の場合参考になるはずです。

実燃費についてはe燃費というサイトで見れるので参考になればと思います。