IE(Internet Explorer)の脆弱性が発表され、IEの使用に注意が呼びかけられています。最近ではインターネットを使用するのは当たり前の時代です。パソコンだけでなくスマホ、iPonからもインターネットに接続し、いろんな情報を得ていると思います。パソコンについて、IEの使用を控えるよう呼びかけられていますが、スマホやiPonは大丈夫なのでしょうか?
私もよくスマホからアクセスをするので、気になって調べてみました。
IE(Internet Explorer)とは?
パソコンにあまり詳しくない人はまずIEってそもそも何?となる人もいると思います。IEとはインターネットエックスプローラーのことで、インターネットを利用するとき、検索をしたり、サイトを観覧するときに使用しているブラウザのことです。
このようなマークをパソコンの画面上で見かけたことがあると思います。
このアイコンをクリックするとインターネットに接続することができます。
脆弱性とは?
脆弱性とは少し難しい言葉ですが、簡単に説明するとそのプログラムの欠陥のようなものです。その欠陥から、ウイルスが侵入したり、サイトから攻撃を受けたりするので、脆弱性があると危険となるわけです。
しかし、この脆弱性が全くないプログラムはなく、その脆弱性が発見されれば、そのつどアップデートしてシステムを安全なものにしています。よくスマホのアプリでもアップデートしてくださいと出てくると思います。
脆弱性についてこちらのサイトで、詳しく説明されているので、詳しく知りたい人は見てみてださい。
スマホやiPhoneは大丈夫?
先ほども説明したように、脆弱性はどのようなものにも存在し、その都度新しくアップデートしていきます。これまでにも脆弱性については出てきているのですが、今回は、米国土安全保障省が使用を控えるようにと警告したことから、その危険性が大きくニュースになりました。
対策として、ブラウザの変換や、Internet Explorerを保護できるようなツールがマイクロソフトから出ているので、それを実行すれば良いとのことです。
しかし、操作手順やきちんと対策ができているのかすこし複雑で一般の人にとってはわかりにくいです。なので、ブラウザを脆弱性が解消されるまで一時的にブラウザを変えることが無難な対策ではないかと思います。Internet Explorerを使用しないようにすれば、ウイルスの侵入などは起こらないとのことです。
ではスマホやiPhoneはどうなのでしょうか?
スマホやiPhoneの標準ブウザはInternet Explorerではない。
Andoroid ⇒ Clome (Google製) Andoroid用ブラウザ
※追記
AndoroidはブラウザというAndroid専用のブラウザとClomeが最初から一緒に入っていて標準ブラウザはこのAndroid用のブラウザになっているようです。
詳しくはこちらの記事にまとめてみました。
⇒スマホの標準ブラウザについて
iPhone ⇒ Safari (Apple製)
となっています。
なので基本的にはスマホ、iPhoneからは大丈夫のようです。
いちを、IEを使用していないか確認してみる必要があると思いますが、初期設定で搭載されているので大丈夫かと思います。
しかし、WindosPhoneはマイクロソフト製で、標準のブラウザがIEとなっているので、注意が必要です。この場合は、クロームのアプリをダウンロードして使用することをすすめします。
パソコン、スマホ・iPhoneの対策
上記でも少しふれましたが、一番の対策はInternet Explorerの脆弱性が解決されるまでInternet Explorerは使用しないということです。スマホ・iPhoneでは搭載のブラウザを確認して、パソコンではクロームやファイヤーフォックスのブラウザをインストールして使用するようにしましょう。
また、パソコンでクロームやファイヤーフォックスをインストールするとき、Internet Explorerを使わないといけない場合、
- Internet Explorerのブラウザーのセキュリティレベルを「高」まで上げる
- Internet Explorerのアクティブスクリプトを無効化する。
ということはしておいた方がいいかもしれません。
プラスα
スマホやiphoneに関しては今のところブラウザがIEでないので、大丈夫かと思いますがいちを自分が使っている機種やそのブラウザは確認しておいた方が安心です。また、スマホもセキュリティソフトを導入し、アプリなどのアップデートは定期的に行うようにしましょう。
パソコンではIEを使っている方も多いと思います。脆弱性の対策として、常に新しいバージョンにアップデートすること、ブラウザを変換し、脆弱性が解消するまでむやみに使用するのは控えることが対策としてあげられます。