インフルエンザウイルス_mini
出展:ja.wikipedia

厚生労働省によると、27日にインフルエンザの
流行に入ったとのこと。
今年もインフルエンザの季節がやってきました。

現時点ではA香港型のウイルスが流行っています。
今後どのタイプのインフルエンザは増えていくのでしょうか?

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「A香港型」インフルエンザウイルスとは?

今のところインフルエンザの種類のなかで
流行しているものは、
「A香港型」と呼ばれるものになります。

このウイルスは

  • もっとも流行性がある
  • 細胞表面抗原のパターンが多い
  • 爆発的なウイルス増殖速度がある
  • ヒトやブタに感染するウイルス

といった特徴があります。

流行しやすい原因

A型のウイルスには

2種類のたんぱく質組織
「ヘマグルチニンとノイラミニダーゼ」
という表面抗原の組み合わせが多く存在します。

このため、ウイルスが変異しやすく、
新型のウイルスに対応できるワクチンや
免疫がまだできていない状態で

感染してしまうことが原因と考えられています。

インフルエンザA型の症状とは?

  • 比較的高温の発熱(37℃~40℃)
  • 悪寒や寒気を感じる
  • 関節痛や筋肉痛が特に強く感じる

といった症状がでます。
かなりしんどいですね。

一般的な風邪症状との大きな違いは、
発熱が突発的で急激に熱が上がる点です。

また、悪寒や震えを感じるので、このような症状
を自覚した人はインフルエンザを疑ったほうがよいです。

早めに、点滴や薬を飲むことで症状が緩和されるので、
インフルエンザを思ったら病院に行って
診察を受けましょう!

インフルエンザウイルスに感染してしまうと…

  1. 1日~2日に潜伏期間
  2. 3日~5日間で発症
  3. その後、回復期間

というふうに症状が現れます。
他のウイルスと比べて、潜伏期間がかなり
短いのが特徴です。

また、症状が落ち着いた後、2、3日は
まだ他の人に感染する可能性があるので、
症状が治ったからと言ってすぐに行動するのは危険です。

今後流行するインフルエンザの種類は?

まだまだインフルエンザの流行時期に入った
ばかりです。

現状では「A香港型」が流行していますが、
今後「B型」「C型」のウイルスが流行する可能性があります。

インフルエンザのウイルスは変異しやす
ので、予防接種が必ずしも聞くとは限りません。
⇒インフルエンザ対策~予防接種の効果とは

これから、しっかり手洗い、うがい、マスクの着用など、
ウイルスの感染予防をしていきましょう!

流行レベルマップ

インフル流行2013_mini_mini_mini
2013年12月16~22日(国立感染症研究所)

インフルエンザの感染者は太平洋側や
東海や四国地方で現れてきているようです。

患者の多い地域に共通しているのが、
「空気の乾燥や厳しい寒さ」です。

降水量や平均気温によって感染しすさが
変わっているようです。自分の地域の気候を
チェックしてみるのも良いかもしれません。

「インフルエンザに似た症状の病気??」こっちもチェック